2012年5月8日火曜日

Redmine On JRuby②(Redmine構築)

インストーラを用いて構築する方法もあるが、今回構築したRedmineを他の環境に展開しても稼働する状態にしたいので、可能な限り手動で展開・設定する方法で構築する。

今回はRedmineをインストールする前の準備段階を記載。

■環境

    • Windows 7
    • JRE 1.6.0_31
    • JRuby 1.6.7
    • MySQL 5.5.23
    • Redmine 1.4.1

■フォルダ構成

C:Redmine
├--- Env
|   ├--- jre6
|   └--- jruby-1.6.7
└--- redmine-1.4.1

■インストール

<Redmineインストール>

・ダウンロード

バイナリの圧縮ファイルをダウンロードする→[Redmineダウンロード]

・インストール

ダウンロードした圧縮ファイルを C:Redmine に展開する。
→ C:Redmineredmine-1.4.1

・database.yml作成

C:helpdeskredmine-1.4.0config にある database.yml.example を
database.yml にコピーし、"production:"を下記のように編集し保存する。
production:
adapter: mysql
database: redmine
host: localhost
username: redmine
password: redmine
encoding: utf8

 ・セッションストア秘密鍵を生成

>cd C:Redmineredmine-1.4.1
>jruby -S rake generate_session_store
>jruby -S bundle install --without development test

・セッション情報を追加

C:Redmineredmine-1.4.0configenvironment.rb の
"Rails::Initializer.run do |config|" から "if"の間に下記の内容を追記し保存する。
config.action_controller.session = { :key => "_myapp_session", :secret => "abcdefghijklmnopqrstuvwxyz1234567890" }
※”:secret”値は任意の30桁以上の文字列。

・データベースにテーブルを作成

>jruby -S rake db:migrate RAILS_ENV="production"

・デフォルトデータをデータベースに登録

>jruby -S rake redmine:load_default_data RAILS_ENV="production"

Select language: ja[Enter]

・添付ファイル保存先設定

redmine-1.4.1\config\configuration.yml に下記の内容を追記する。
attachments_storage_path: "保存先フォルダのパス"
※(例)attachments_storage_path: C:\Redmine\tmp

・WEBrickでWebサーバを起動

>jruby -S script/server webrick -e production

・Redmineにログイン

WEBブラウザから http://localhost:3000 にアクセスし、
ログイン:パスワード を admin:adminでログイン。

環境変数設定バッチファイル作成

コマンドプロンプトを開く度にコマンドで環境変数を設定するのは手間なので
C:Redmine に下記の内容でバッチファイルを作成しておく。
@echo off
SET JAVA_HOME=%~dp0Envjre6
SET PATH=%~dp0Envjruby-1.6.7bin;%~dp0Envglassfishbin;%PATH%
@echo on

元ネタ:http://upstart.jp/blog/?p=211

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